Archive for the 'Cisco' Category

ネットワーク技術者のツール

私の仕事はネットワークのSE(もどき)なのだが、仕事で良く使う便利なツールをまとめておきます。
定番ツールばかりなのでその筋の人には今更ですが、新入社員さんなんかは参考に〜
ちなみに、私が扱う機器はほぼCisco。

UTF-8 TeraTerm Pro with TTSSH2(仮想ターミナルソフト)
かれこれ10年以上の歴史ある日本製ツールで、現在もなおOpenSourceで開発が続けられている。
Poderosaや、Puttyを使った時期もあったが、どんな環境でも動く安定性、標準的なインターフェース、動作の軽さ等々、結局はこれに戻ってきます。
HP:http://sourceforge.jp/projects/ttssh2/
Win Merge(テキストファイル比較ソフト)
機器へ流し込んだConfigや、ルーティングテーブルの比較に良く使います。
差分の文字単位までわかりやすく表示され、最大3つのファイルまで比較できる為、非常に便利です。
テキスト比較ソフトだと、DFが有名ですが文字単位での比較はしてくれないので没。
Rekisaも良い感じではあるのですが、.netを使っていて重いので没。
HP:http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-SanJose/8165/winmerge.html
ExPing(ネットワーク疎通確認ソフト)
ネットワークの疎通確認の基本といえばPingだが、これは複数のNodeに定期的にPingを打てたり、結果を保存出来たりします。
機器の設定変更後は疎通確認をするのが通常なので、非常に重宝します。
HP:http://www.woodybells.com/exping.html
3CDaemon(TFTP Client/Server, Syslog Server)
IOSの入れ替えにTFTPを使うので、使う頻度は多くは無いが持っておくべきツール。
Syslogサーバーにもなれて、一石二鳥。
HP:http://infodeli.3com.com/software/utilities_for_windows_32_bit.htm

Wireshark(パケットキャプチャリング解析ソフト)
ネットワーク上に流れているパケットをキャプチャできます。
複雑なトラブルなど、パケットデータの中身まで深く解析したい場合など、トラブル対応では結構使います。
Etherealから改名です。
HP:http://www.wireshark.org/
NetMi(簡易トラフィックジェネレーター)
PtoPで擬似的なトラフィックを流すことが出来ます。
検証などで擬似的な負荷を作り出せる為、QoSなどの確認に。
完全な片方向通信UDPと、双方向通信TCPのトラフィックが生成可能。
残念なのはToSがつけられない事。
HP:http://www001.upp.so-net.ne.jp/fyoshi/

ちなみに、紹介したソフトは全て無料です。
SNMP関係のツールも検証などでは使う事もありますが、それは別の機会にでも。
とりあえず、現場へ行くにはこれらのツールがあれば、ほぼ大丈夫かな。
あとは設計資料と、Config、IOS、ケーブル類あたりを忘れずに・・・

Cisco7200 Simulator

今回の記事は、Ciscoを知らない人には全く興味が無い記事です。
が、以下の様な人だと非常に参考になるかと思います。

勉強の為に、Ciscoの実機を触りたいがそのような環境に無い人
実機を触れる環境にはあるが、もっと気軽に環境を組みたい人
将来的に、ネットワークSEになりたい人

「Cisco7200 Simulator」をご存じでしょうか?
読んで字のごとく、Cisco7200のハードウェアをエミュレーションしてくれるソフトウェアです。
(ソフト名はシミュレーターですが、やってることはハードウェアのエミュレーターです)
なんと、実際のIOSを使ってPC上で仮想ルータを動作させる事が出来ます。
特徴としては、以下の通り。

C7200のみではなく、C2691/3620/3640/3660/3725/3745のエミュレーションが可能
実際のIOSを用いて動作する為、実機とほぼ同じ操作が可能
PC上で複数の仮想ルータを動作させ、インターフェース同士を仮想的に接続可能
それにより、実際にEIGRPやBGP、IP-Sec等の検証をする事が出来る
PCのNICと、ルータのインターフェースをマッピングする事が可能
(PCのNICに実機を接続して、仮想ルータと実機ルータで通信が可能)
仮想Ether-SW,ATM-SW,FR-SWを利用可能

という事で、ルータのスキルアップには非常に有用なツールとなっています。
ただし、実際のIOSが必要な為、それが入手可能な人に使用が限定されます。
また、PCのメモリー及びCPUリソースをそれなりに消費します。
これで、Catalystが動作すればツールだけでCCIE取得も夢じゃない気がするのですが・・・
EIGRP、OSPF、IS-IS、HSRP、IP-Sec等の検証は十分可能なので、無いよりは全然いいですけどね。
最近のPCであれば、Routerを5〜6台は軽く動かす事が可能だと思います。
※CPU使用率抑制(idlepc)と、メモリ使用量を抑制するオプション(Ghost IOS)は必須かな。
詳しい使い方は、以下の場所が非常に参考になります。
検証の為のラボシナリオも多数公開されているので、検証する際にも非常に有用です。
CCstudy Cisco試験応援サイト
※Cisco7200 Simulatorの解説は、上記トップページの下部「ルータ・シミュレータを使う」にあります。